「沼津御用邸記念公園」で開催。
沼津の「食」「歴史」「文化」の魅力を発信するイベント「松籟の宴2018」。

沼津御用邸記念公園
松籟の宴

2018.11.14
「沼津御用邸記念公園 松籟の宴」第48回沼津御用邸記念公園菊華展

ご案内

  • 沼津の「食」「歴史」「文化」の魅力を発信するイベント

沼津の魅力を発信するイベント「松籟の宴2018」が、「沼津御用邸記念公園」で開催されます。
市内の美味しい食べ物や歴史、和の伝統文化など沼津の「食」「歴史」「文化」に親しむことのできる、食欲の秋、芸術の秋にピッタリのイベントです。


期間中は
  • 丹精込めて育てられた菊が約700鉢展示される「第48回沼津御用邸記念公園菊華展」
  • 草月流家元 勅使河原茜氏監修による「竹のインスタレーション展」
  • カラフルな和提灯などによる「ライトアップ」
  • 沼津市内の洋和菓子やお茶、ハンドドリップコーヒーなどを提供する「沼津御用邸 afternoon tea party」
  • 夜の沼津御用邸記念公園を楽しめる「夜間開放」
などが開催されます。

沼津御用邸記念公園菊華展

「沼津御用邸記念公園 松籟の宴」第48回沼津御用邸記念公園菊華展

自然風の曲線美を楽しむ「静岡型懸崖けんがい」。
こちらは、かわいらしいサイズの「ミニ懸崖けんがい」。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 ミニ懸崖

こちらはボリュームアップした大型の「懸崖けんがい」。
この菊花展では目移りしてしまうくらい「懸崖けんがい作り」が多く飾られ、艶やかに会場を彩ってくれています。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 懸崖作り

花びらの先端が中心に向かって盛り上がっている「厚物あつもの」。
珍しい色あいの菊も展示され、目を奪われます。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 厚物

花びらが筒状に細くなっている「管物くだもの」。
細く伸びた花びらの先っぽをクルッとカールした菊が、髪型を整える女性のようで、思わず親しみを持って鑑賞してしまいます。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 管物

大菊を5号鉢に鉢上げして20~30cmの小型に作る「福助作り」。
微笑ましいサイズですが、大菊の凛とした美しさは健在です。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 福助作り

竹のインスタレーション展

「沼津御用邸記念公園 松籟の宴」竹のインスタレーション展

「西附属邸正門」を入ってすぐ目の前に見えてくるのが、竹のインスタレーション作品。
インスタレーション?!
インスタレーションとは、場所や空間全体を作品に取り入れて構成する芸術。
要するに、空間や場所も作品として楽しむ!
と私なりに、解釈して芸術鑑賞を開始。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 竹のインスタレーション

入場してすぐの場所に飾られているのは、草月会静岡県支部さんの作品「つなごう和」。
竹しか使っていないのに、多様な表情を見せる美しい作品に、入場してすぐに見入ってしまいました。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 竹のインスタレーション 草月会静岡県支部さんの作品「つなごう和」

「喫茶主馬」がある広場にも、竹以外の材料を取り入れ、和の色合いが加わった妖艶な作品が展示されています。
竹が四方に力強く飛び出し、ダイナミックに表情を変えて私たちを魅了してくれます。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 竹のインスタレーション

最後に「歴史民俗資料館」前には、草月アトリエの飯岡武司氏の作品「風の曲」が飾られています。
これまた竹たちがいくつも交差し合い、新たな表情を見せてくれます。
この角度、相当難しいのでは?
と思える絶妙なバランス感を保った大胆な作品です。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 竹のインスタレーション 飯岡武司氏の作品「風の曲」

この地域に古くから伝わる竹垣「沼津垣」も、竹が織りなす杉綾模様が美しい伝統工芸です。
その「沼津垣」が多用され、日本らしい松林が残る「沼津御用邸記念公園」だからこそ、よりインスタレーション作品とマッチして楽しむことができました。
今回、空間と一体となった大作を鑑賞することで、「沼津御用邸記念公園」の魅力を再発見することができました。

沼津御用邸記念公園 松籟の宴 沼津垣

基本情報

  • 掲載する内容は正確性を心がけておりますが、現地の事情や状況の変化により変更する場合もございます。
    お出掛け前に、現地にご確認ください。

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