ご案内
- 轟音を上げて流れ落ちる男性的で豪快な滝
- 曾我兄弟の仇討ち伝説が有名で、名前の由来にもなっている
落差約25m、幅5mの絶壁から轟音を上げて流れ落ちる豪快な滝。
女性的な美しさで例えられる「白糸の滝」とは対照的に、男性的な滝として親しまれています。
「音止の滝」の名前は、日本三大仇討ちの一つ「曾我兄弟の仇討ち」伝説に由来しています。
曾我兄弟の仇討ち
源頼朝が「白糸の滝」を訪れた「富士の巻狩り」に、工藤祐経も参加していました。
その工藤祐経に幼い頃、父を殺され、いつか仇を討とうと長年思っていた曾我兄弟は、工藤祐経を討つ密談をこの滝の近くでしていました。
しかし、滝の音がゴーゴーと響き渡り、話がうまくできません。
二人が「大事な話をしているのに、心無しの滝だのォ」とつぶやくと、急にピタリと音が止まったと云われています。
それからこの滝を「音止の滝」と呼ぶようになりました。
そして、仇討ちが決行されたのは、「富士の巻狩り」最終日の建久4(1193)年5月28日。
曾我兄弟は工藤祐経の寝所に押し入り、とうとう本懐を遂げる事に成功します。
しかし、兄の十郎はその場で討ち取られ、弟の五郎は取り押さえられてしまいました。
兄弟の心境を知った頼朝は一時、五郎の助命を考えますが、祐経の遺児の願いにより斬首を決断。
父の仇討ちには成功はしたものの、結果的に曾我兄弟2人とも命を落としてしまいました。
付近には曾我兄弟が隠れたといわれる「曾我の隠れ岩」や、「工藤祐経の墓」、源頼朝が鬢の乱れを直したという泉「お鬢水」があります。
基本情報
住所 | 静岡県富士宮市原上井出 |
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駐車場 | 富士宮市観光協会駐車場 105台 ¥500/1回 |
アクセス |
新東名新富士ICから約17km(約25分) 東名富士ICから約19km(約30分) JR富士宮駅より富士急バスで「白糸ノ滝」「足形」「休暇村富士」「猪の頭」行き乗車「白糸ノ滝観光案内所前」または「白糸ノ滝」下車(約30分) |
サイト | ホームページ |
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