「駿河小山駅」の駅舎は、昭和43(1968)年4月改築のコンクリート造りの建物です。
傾斜地に建っている為、ホームから少し高い位置にあります。
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駅の正面入口の階段脇には、トイレに下る階段があります。
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正面玄関の階段は約15段。
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歩くのが苦手な方は、正面玄関右手、道路側の入口へ。
小高い位置にある為、段差なく入れます。
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以前はキオスクが営業していましたが、駅の無人化に伴って現在は無くなり、代わりに自動販売機が並んでいます。
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正面入口を入って右手には待合所があり、ベンチが6基ゆったりと並べられています。
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駅の改札。
2012(平成24)年に無人駅となり、窓口のシャッターも下ろされたままとなっています。
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裏には、出場する人が切符を入れる切符回収ポストが設置されています。
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跨線橋を渡る前に、3段の階段。
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1番線を跨ぐ跨線橋内部の様子。
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約30段の階段を下ってホームへ向かいます。
残念ながら、エレベーターは設置されていません。
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駿河小山駅は、島式ホーム1面2線。
1番線が「御殿場・国府津」方面行きの下り。
2番線が「松田・国府津」方面行きの上り。
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上り線の分岐している線路は以前、「富士紡績 小山工場」の専用線として利用されていましたが、現在は保線車両留置線に転用されています。
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この線路の脇では、毎年春になると見事な「金太郎桜」が咲き誇ります。
河津桜と大島桜の交配種で、ソメイヨシノより2週間程早く咲き、小山町で一番早く春を告げる桜として知られています。
小山町の方達はこの桜を大切に思い、いつしか自然に「金太郎桜」と呼ぶようになったそうです。
この年は、季節外れの雪と一緒に咲き誇っています。
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徒然なるままDIARY
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駅正面入口から眺める駅前広場。
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バス乗り場は、正面の分かり易い位置にあります。
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駅前広場の角には、水汲み場もあります。
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駅前広場の公衆電話とポスト。
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駿河小山は、金太郎誕生の地としても有名です。
小山町を散策する際は、色々な場所で活躍する町のマスコット・金太郎を探してみてくださいね。
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昔、京都から来た八重桐という名の山姥が、金時山で赤ん坊を宿しました。
お相手は、なんと夢の中で結ばれた赤い龍。
喜んだ八重桐は、白い着物一枚で「遊女の滝」に打たれ、お腹の赤ん坊の無事を祈ります。
その甲斐あって956(天暦10)年5月、「子産田」で八重桐のお腹から、大きな産声と共にまっ赤な体の男の子が生まれました。
その赤ん坊は金太郎と名付けられ、元気にすくすくと育ちます。
「金時山」を自分の庭のように遊びまわり、熊と相撲を取っては見事勝利をおさめ、山の動物たちもいつしか金太郎の遊び相手になっていました。
元気に育った金太郎は976(天延4)年3月1日、都の武将・源頼光と出会います。
源頼光が下総から京都へ帰る途中、足柄峠にさしかかると、不思議な赤い色の雲を見つけます。
その雲を目指して山道を進むと、金太郎親子が住んでいました。
源頼光は金太郎を大変気に入り、都へ連れて行くことにしました。
都へ上った金太郎は坂田金時と改名し、渡辺綱・碓井貞光・卜部季武らと共に源頼光の四天王の一人としてたくさんの手柄をたて、日本中にその名をとどろかせたそうです。
金太郎の生家の跡地と云われているのが、「金時公園」内にある「金時神社」。
町の有志によって造営されたこの神社では、毎年5月3日「富士山金太郎春まつり」が開催され、子どもたちによる奉納相撲大会が行われています。