- 西口駅舎は明治22年開業当時のもの
「裾野駅」は、御殿場線が東海道本線として開業した1889(明治22)年、同時に開設されました。
当時は、その地名にちなんだ「佐野駅」という駅名でした。
しかし、大阪府や栃木県の「佐野駅」と混同して紛らわしい、という理由で1915(大正4)年、現在の「裾野駅」に改称。
富士山の裾野にあることから、「裾野」と名付けられたと云われています。
この地域の地名が「裾野」になったのは、駅名改称から37年後の1952(昭和27年)。
駅名に由来していると云われています
「裾野駅」の窓口の営業時間は、5:30~23:00となります。
19:45~20:10の間も業務の都合上、一時窓口を閉鎖しますので、窓口に用事のある方はこの時間を避けてお出掛けください。
バリアフリー情報
2017年2月に西口駅舎とホームにエレベーターが設置されました。
車いすやベビーカーでの移動も特に問題ありません。
東口には階段がありますので、西口をご利用くださいませ。
現地レポート
「裾野駅」の構内案内図
裾野駅の西口にある洋風木造駅舎は、1889(明治22)年開業当時のものを使用しています。 |
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ちゃんと明治21年の建物だと示す証拠が、入口上部にあります。 |
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入口上部は、格子状に囲われ、あか抜けた青色の天井になっています。 |
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西口側は、2018年11月20日まで周辺河川の改修工事を行っている為、フェンスが建てられています。 |
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駅舎を出て、左手にタクシー乗り場。 |
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バス乗り場も、左手の分かり易い位置にあります。 |
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送迎者の駐停車場は、正面の緑のフェンスの向こう側、ピンク色をした建物の前にあります。 |
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西口の屋外トイレは、西から右に30mほど進んだところにあるタイル貼りの建物になります。 |
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西口の正面入口には、階段が4段あります。 |
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段差なく駅舎内に入ることができます。 |
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西口の改札前の様子です。 |
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切符売り場と窓口の様子。 |
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改札手前の待合所には、木製ベンチが4基並んでいます。 |
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改札にはゲートがなく、TOICA用のタッチセンサーがあります。 TOICA |
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入場用のタッチセンサーの後ろには、出場用のタッチセンサー。 |
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その脇には、TOICAのチャージ機が設置されています。 |
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改札内のトイレは、西口改札を入って右手にあります。 |
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ホームへは、改札入って左手にある跨線橋を渡っていきます。 |
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跨線橋は、西口駅舎より新しく昭和31年築ですが、木造の造りと塗り重ねたペンキの色が、味わいを感じさせます。 |
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跨線橋からの眺め。 |
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ホームへ向かう階段。 |
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階段が苦手な方は、西口改札を入って右手に進むと、エレベーター乗り場があります。 |
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ホーム側のエレベーター乗降口。 |
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裾野駅は、1面2線の島式ホーム。 |
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2番線の外側には、草にまぎれている線路がもう1本みえます。 |
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ホーム内に響く踏切音は、2番線を渡る構内踏切です。 |
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この踏切を渡ると、東口改札に出ます。 |
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東口駅舎は、プレハブ風のシンプルな造り。 |
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小規模ながら、こちらにも券売機と改札窓口があります。 |
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座席は木製ベンチが2基。 |
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ICカードタッチセンサーも入出場用が前後で設置されています。 |
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東口のトイレは別棟になりますが、駅舎のすぐ隣にあります。 |
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東口駅前の様子。 |
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裾野駅は、開業当時から使われている西口駅舎や味わいある木造の跨線橋が残り、往時の名残を垣間見ることのできる駅でした。 |
住所 | 静岡県裾野市平松378-1 |
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駅の窓口 営業時間 |
5:30~23:00
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駐停車場 | 有り(無料) |
アクセス | 東名裾野ICから約6.5m(約15分) |
- 2018年8月3日
- 掲載する内容は正確性を心がけておりますが、現地の事情や状況の変化により変更する場合もございます。 お出掛け前に、現地にご確認くださいませ。
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