トヨタ自動車が現在建設を進めている未来都市「ウーブン・シティ」の最寄り駅となる「岩波駅」。
都市開発との連携を視野に入れた駅周辺の整備を現在進めています。

岩波駅の改札は、もともとはガラス張りの建物の橋上にありましたが、新たに隣りに建てられた地上駅舎に移動し、2019年5月26日から供給開始しています。

元駅舎のガラス張りの建物は現在、待合室として利用されています。

新たな駅舎内の様子。
以前は橋上に窓口があった為、切符を購入するだけの人は、約40段の階段を上っていましたが、新たな駅舎は地上に窓口があるので、ラクラク切符購入できます。

窓口の営業は、7:10～19:15まで。
営業時間外は車内の車掌さんが対応するようになります。
また、それ以外にも業務の都合により一時窓口を閉鎖する時間があります。
窓口にご用のある方は、「きっぷうりばの営業時間検索」でご確認の上、お出掛けください。

自動改札機は設けられていません。
切符の方は駅員さんにチェックしてもらい、ICカード「TOICA」をお持ちの方は、入場用タッチセンサーに「TOICA」をタッチして入場します。
TOICA
JR東海が提供する在来線のIC乗車券サービスの総称

また、「TOICA」の方は出場するときも、出場用タッチセンサーにタッチして出場します。

切符の方は、
窓口の営業時間内の場合
駅員さんに切符を回収してもらう
窓口の営業時間外の場合
乗ってきた電車の車掌さんに切符を回収してもらう
上記のどちらもできなかった場合
切符回収ポストに切符を入れてくる
など、状況によって変わってきます。

改札を入ってすぐ左手には、ICカード「TOICA」のチャージ機があります。

お手洗いは改札を入って、すぐ右手。
多機能トイレなので、誰でも使い易くなっています。

改札を入って右手は、2番線(御殿場・国府津方面)。
改札を入って左手は、1番線(沼津方面)に向かう階段となります。

線路の向こうにある1番線ホームへは、階段もしくはエレベーターで向かうことができます。

階段で向かう場合は、約40段の階段を上り下りします。
途中から、元の駅舎内を通り…

以前まで使われていた窓口の前を通り過ぎます。
以前の窓口は、自動販売機で隠され、シャッターも閉じられています。

橋上のお手洗いは、以前のまま使うことが出来ますよ。

そして、階段を下ると、1番線ホームに到着。

1番線ホームの様子。

足の不自由な方や大きな荷物がある方は、2番線ホーム途中にあるエレベーターで向かうことが出来ます。

定員11名のエレベーターに乗って、連絡通路を渡り・・・

1番線ホームに到着。

2番線ホームは新駅舎と共に新設されました。
新駅舎側にあるのでアクセスが容易です。
また、スロープも設けられているので、ベビーカーや車椅子でも楽々移動できます。

新たに新設された2番線ホームの様子。

SL運行していた昭和19年12月開業当時、岩波駅にはスイッチバック方式のホームが設けられていました。
その後、列車のディーゼル化に伴い、ス イッチバック方式は廃止されましたが、当時の名残を2番線ホームの端っこから、すぐ近くに眺めることができます。

現在、岩波駅周辺は「ウーブン・シティ」開発との連携を視野に入れた整備を進めている最中です。
まだ少々時間がかかりますが、これからもどんどん進化していく岩波駅から目が離せません。