河口湖の自然溢れる景色を楽しめる「道の駅 かつやま」の様子を徹底レポート！

「道の駅 かつやま」では、お手洗い、レストラン、売店がそれぞれ別棟の建物になっています。
売店は写真右端の少し奥まった場所にある建物です。

店頭では、白菜やザクロなどとれたて野菜が販売されています。

コンパクトな店内には、信玄餅やほうとうなどの人気土産の他に、工芸品等が並んでいます。

奥には、国の伝統的工芸品に指定されている「印伝」も並んでいます。
江戸時代には各地で製造さていたようですが、地域の特産品として今でも根付いているのは甲州印伝だけと云われています。
柔らかな鹿革でできており、使い込むほどに手になじみ、描かれている漆の模様も、時が経つほどに深みが増すそうです。
正に、いい物を長く大事に使いたい方に、人気の工芸品です。

小物入れや財布など女性が思わず手に取りたくなる商品が並んでいましたが、財布に余裕がない私は残念ながら鑑賞だけ・・・。

ここにはもう一つ、長く使えるいい物が売られています。
「スズ竹のザル(勝山村甲州郡内ザル)」です。
このザルも歴史が古く、江戸時代初期からこの勝山地区に伝わる伝統工芸品です。

軽くて水切れが良く、丈夫で長持ち。
水気のある使い方でも20～30年もつそうです。
富士山２合目付近に自生している竹を細かい目で編み、繊細で見た目が美しいのも特徴です。

隣りの建物は、レストラン。

カレーや定食以外に、山梨の定番料理・ほうとうもしっかりあります。

そして、この道の駅の看板メニュー「イトリキカレー｣を忘れてはいけません。
もともとは富士吉田にある居酒屋『糸力』の裏メニューだったそうですが、偶然河口湖に釣りに来たコピーライターの糸井重里さんに発見され、一躍有名になりました。
ココナッツ、キーマ、インド、ビーフの4種類。
「イトリキカレー｣は、売店でお土産用にも販売されています。

レストランの隣は、休憩スペース。

無人ですが、周辺地域の観光パンフレットが手に入ります。

駐車場には、電気自動車の充電器も設置されています。

駐車場脇に、もう一つ気になる建物があります。
「かつやま屋台」さん。
店頭にズラ～ッと物凄い種類のソフトクリームメニューが書かれています。
何と41種類もあるそうです。
今回は寒かったので挑戦できませんでしたが、また今度、あったかいときに食べに来たいと思います。

道の駅のすぐ目の前には「小海公園」があり、広大な芝生が広がっています。
「道の駅 かつやま」は、河口湖の賑やかな地域とはまた違った魅力があり、河口湖の自然溢れる景色を、じっくり楽しめる道の駅でした。

2018年10月28日に私が訪れたときには、道の駅の目の前にある街路樹が赤く色づき始めていました。
これからの河口湖の紅葉も楽しみです。
現地の紅葉や天気の状況は、「Fujigoko.TV」さんの河口湖ライブカメラ等でチェックできます。