富士山と五重塔を1枚の写真に収めることが出来る絶景スポット「新倉山浅間公園」の現地レポート!

新倉山浅間公園


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新倉山浅間公園

「これぞ、日本!」と思える絶景スポット

「新倉山浅間公園」は、富士山と五重塔、市内を一望できる絶景スポットです。
日本人にはあまり知られていませんでしたが、「これぞ、日本!」と思えるスポットとしてカメラマンや外国人の間で注目されていました。
海外のガイドブックや以下の書籍等に紹介され、引っ切り無しに外国人が訪れることからも、その人気ぶりが伺えます。

外国人に注目され、その後、日本人の間でも知られるようになった逆輸入型(?)の観光スポットです。

展望デッキまでの道のり

撮影スポットの「展望デッキ」へは、階段か坂道、どちらかのコースで上っていきます。
約94mの高低差を上っていくようになりますので、休憩を取りながら自分のペースでゆっくり上ってくださいね。

「新倉富士浅間神社」参道入口 標高約764m(徒歩の方のスタート地点)
参道入口➡広場 標高差約19m
約90段の階段
「新倉富士浅間神社」駐車場 標高約779m(車の方のスタート地点)
「新倉富士浅間神社」広場 標高約783m
広場➡五重塔 標高差約72m
398段の「さくや階段」もしくは坂道
五重塔(忠霊塔) 標高約853m
五重塔➡展望デッキ 標高差約5m
約40~50段の階段
展望デッキ 標高約858m
展望デッキ➡富士パノラマ台 標高差約23m
富士パノラマ台 標高約881m

徒歩でお越しの方

標高差約94m
「新倉富士浅間神社」参道入口(標高約764m)➡展望デッキ(標高約858m)

車でお越しの方

標高差約79m
「新倉富士浅間神社」駐車場(標高約779m)➡展望デッキ(標高約858m)

  • 歩行が困難な方は、五重塔付近に専用駐車場が設けられています。
    冬季(2018年12月28日~2019年3月下旬まで)は、凍結の危険がある為、境内の坂道が車両通行止めとなり、利用できませんのでご注意ください。

桜の季節は、超人気

毎年4月上旬~中旬にかけ、公園内は650本余りのソメイヨシノが咲き乱れます。
新倉山浅間公園はどの季節に訪れても素晴らしい景色を楽しめますが、富士山、五重塔、桜を1枚の写真に収めることができる春は、また格別です。
この時期は日本人観光客だけでなく外国人観光客も多く訪れ、非常に混み合います。
周辺各所に有料駐車場が用意され、展望デッキは5分間の交代制になったり、カメラの三脚利用が禁止されることもあります。
また、桜の見頃に合わせて「桜まつり」も開催され、飲食ブースの出店や週末にはステージイベントが行われます。

 

現地レポート(徒歩編)

「新倉山浅間公園」の看板案内図

新倉山浅間公園 看板案内図

参道入口

富士山と五重塔の絶景スポットである「展望デッキ」は、新倉山(あらくらやま)の中腹にあります。
「下吉田駅」から徒歩で向かう場合は、北方にある中央道の高架橋方面に進みます。
駅から約500m、徒歩約10分、中央道のガード下をくぐり、住宅街に突如現れる赤い燈籠が「新倉(あらくら)富士浅間神社」参道入口の目印です。
ここは「展望デッキ」への上り口となり、「展望デッキ」まで標高差約94mとなります。

新倉山浅間公園 参道入口

「展望デッキ」は富士吉田市が管理する「新倉山浅間公園」の敷地にありますが、そこに向かうためには「新倉富士浅間神社」の境内を通って行きます。

新倉山浅間公園 参道

大鳥居

参道の途中には、大鳥居があります。
扁額には、「三国第一山」の文字。
これは、第51代・平城(へいぜい)天皇より奉納されたものです。
807(大同2)年に富士山の大噴火が起こった際、この神社に朝廷からの勅使が参向し国土安泰富士山鎮火祭がとり行われ、平城天皇より「三国第一山」の称号が与えられました。
三国とは日本、中国、インド(天竺)を指しています。
当時、その三国は世界そのもの。
つまり世界一の山、富士山を表しているそうです。

新倉山浅間公園 大鳥居

参道入口から約90段の階段を上ると、市内の眺望を楽しめる広場に出てきます。

新倉山浅間公園

広場には、お手洗いがあります。

新倉山浅間公園 お手洗い

子育て神木

広場には、高さ約25.5m、根元の周囲約5.05mの存在感ある檜が生えています。
この檜は地上約2.5mのところで2つの幹に分かれ、その間に幼い杉が育っている為、いつの頃からか「子育て神木」と呼ばれるようになりました。

子育て神木

新倉富士浅間神社

「子育て神木」の先に、「新倉富士浅間神社」の本殿が見えてきます。
705(慶雲3)年、甲斐国八代郡荒倉郷の氏神として創建されましたが、807(大同2)年に富士山の大噴火があり、平城(へいぜい)天皇の命により「三国第一山」の称号を受けたそうです。
かつては「三国第一山富士浅間神社」を名乗っていたようですが、現在は「新倉富士浅間神社」と呼ばれる事の方が多いようです。

新倉富士浅間神社

手水舎

本殿に向かって左側には、手水舎

新倉富士浅間神社 手水舎

神楽殿

本堂に向かって右側には、神楽殿があります。

新倉富士浅間神社 神楽殿

本殿

この本殿は、1922(大正11)年9月に造営されました。

戦国時代には、武田信玄の父である信虎が北条氏との戦の際、この新倉山に陣をとり戦勝祈願したところ見事勝利したと云われています。

新倉富士浅間神社 本殿

見上げると、立派な鬼瓦。
しっかり悪運・厄災を追い払ってくれそうな形相です。

新倉富士浅間神社 鬼瓦

大杉跡

本殿の床下には、大きな切り株跡。
直径4.5mもあり、樹齢1,500年の大木だったと云われています。
1984(昭和59)年7月、荒浜神社改修の際に偶然発見されました。

新倉富士浅間神社 大杉跡

荒浜神社

本殿に向かって、左手奥には「荒浜神社」が鎮座します。

荒浜神社

五重塔へ向かう坂道が、参道を横断するように設けられています。
この坂道は「さくや階段」60段目付近に合流し近道となりますが、今回は広場に戻り、「さくや階段」を1番下から上っていきます。

新倉山浅間公園 坂道

塩釜神社

広場の市内が見渡せる見晴らしの良い位置には、「塩釜神社」が鎮座しています。

塩釜神社

さくや階段

「塩釜神社」の脇から「さくや階段」は始まります。
その名にちなみ、段数は398段。
ここ(標高781m)から「展望デッキ」まで、標高差約77mとなります。

さくや階段

果てしない階段が続きます。
運動不足の私には、しんどい階段です。
すぐに息がゼーッ、ゼ~ッと荒くなるので、ゆっくり休憩を取りながら上りました。

新倉山浅間公園 さくや階段

階段はところどころで坂道に合流します。
この坂道は大きくカーブしながら上るので傾斜のキツさは薄れますが、その分歩行距離が長くなります。
ご自身のペースに合わせ、合流ごとに階段か坂道を選びながら進んでいきます。
坂道はときどき車も通行するので、注意なさってくださいね。

新倉山浅間公園 坂道

愛宕神社

階段の途中には、「愛宕神社」も鎮座しています。

愛宕神社

「さくや階段」を3分の2ほど上った付近には、「緩やかな遊歩道あります」との案内板があり、右手にも遊歩道が分岐します。

新倉山浅間公園 緩やかな遊歩道

この遊歩道は、山肌に沿ってくねくねと曲がりながら上っていきます。
歩行距離がこれまた大分伸びますが、まだまだ続く階段にリタイヤしないよう、コースを変え気分転換してみるのもいいかもしれません。

新倉山浅間公園 緩やかな遊歩道

この遊歩道は片側が開けているので、景色を楽しみながら上ることが出来ます。

新倉山浅間公園 緩やかな遊歩道からの景色

「さくや階段」を上りきると、ようやく五重塔が見えてきます。
この五重塔の手前は少々広いスペースとなっており、歩行が困難な方専用の駐車場が設けられています。
しかし、冬季は凍結の危険がある為、境内の坂道が車両通行止めとなり利用できませんので、ご注意ください。

新倉山浅間公園 五重塔

五重塔の右手には、お手洗いもあります。

新倉山浅間公園 お手洗い

五重塔(忠霊塔)

この五重塔は仏塔としての役割で建てられたものではなく、明治時代以降に戦没した市内出身者を合祀するため建てられた忠霊塔です。
高さ19.5mの鉄筋コンクリート製で、大阪にある四天王寺の五重塔をモデルにして1962(昭和37)年に建てられました。

五重塔付近では、Wi-Fiが無料で利用できます。
パスワード入力の必要がなく、撮影した写真をすぐにアップできるので、便利ですね。

新倉山浅間公園 忠霊塔

人気の撮影スポット「展望デッキ」は、五重塔のすぐ後ろにあります。

新倉山浅間公園 忠霊塔 展望デッキ

五重塔から「展望デッキ」に向かう途中には、市内を見渡せるスポットがあり、東屋も設置されています。

新倉山浅間公園 東屋

そこからの富士吉田市内の眺め

新倉山浅間公園 東屋付近からの眺め

遊歩道に戻り、「展望デッキ」へ向かいます。
ここでも自然を生かした階段が約40~50段ほど続きます。

新倉山浅間公園 展望デッキへ向かう階段

ようやく「展望デッキ」に到着。
運動不足でゆっくりペースの私は、約25分かかりました。
「展望デッキ」には、引っ切り無しに観光客が訪れます。
以前は危険な斜面でしたが、あまりに多くの人が訪れる為、2015(平成27)年に階段状の「展望デッキ」が整備されたそうです。

新倉山浅間公園 展望デッキ

展望デッキ

ここからの眺めは、富士山・五重塔・季節によっては桜を1枚の写真に収めることができる絶景です。
フォトジェニックな瞬間を逃すまいと、三脚にカメラを固定してじっと待つ人も多くいました。
「桜まつり」期間中は、三脚の利用が禁止されたり、「展望デッキ」が5分間の交代制になることもあるそうです。

富士山 五重塔 展望デッキ

「展望デッキ」から撮影した1枚。
カメラの造詣のない私でも、「これぞ、日本!」と思える素敵な写真が撮れました。
春には、この景色に桜も加わり更に素敵な写真が期待できます。
外国人に人気なのも、頷けますね。

富士山と五重塔

「展望デッキ」は混雑を避ける為、一方通行になっているようです。
上ってきた坂とは反対側に、下りの階段が設けられています。

新倉山浅間公園 展望デッキからの下り階段

階段は五重塔の脇に下り、上り道に合流します。

新倉山浅間公園 展望デッキからの下り階段

「展望デッキ」の上には更に、「富士パノラマ台」という展望台が設けられています。
こちらは五重塔が木に隠れてしまうので、主に富士山を眺めるスポットとなります。

新倉山浅間公園 富士パノラマ台

「富士パノラマ台」に向かう遊歩道の途中には、明治大帝聖像があります。

新倉山浅間公園 明治大帝聖像

明治大帝聖像

この像は「九星会」の方たちが、明治維新を行い、日本を近代国家・列強国へ発展させた明治天皇に敬意を表し、昭和54年に建立したものだそうです。

新倉山浅間公園 明治天皇

途中には「熊出没注意」の貼紙。
近隣の山林で目撃されたことがあるので、注意しながら上りましょう。

新倉山浅間公園 「熊出没注意」の貼紙

富士パノラマ台

「富士パノラマ台」は標高約881mにあり、「展望デッキ(標高約858m)」から約23m上っていきます。
屋根や椅子があるので、ちょっとした休憩場所にもなります。

新倉山浅間公園 富士パノラマ台

「富士パノラマ台」からは五重塔を眺めることができませんが、天気が良ければ正面に富士山を望むことができます。
残念ながら私が訪れたときには、富士山を眺めることが出来ませんでした。

新倉山浅間公園 富士パノラマ台からの眺め

「新倉山浅間公園」は1度は訪れて頂きたい絶景スポットですが、何分にも体力勝負となります。
なが~~~い階段を上らなければならず、運動不足の私には少々しんどいものがありました。
ですが、上りきった後にはその苦労を忘れるくらい、ハッとする絶景が待っています。
チャレンジする方は、ゆっくり休憩をとりながら自分のペースで上ってくださいね。

富士山撮影スポット
 
住所 山梨県富士吉田市浅間2-3353
(旧表記 山梨県富士吉田市新倉3353‐1)
TEL ふじよしだ観光振興サービス
0555-21-1000
駐車場 普通車87台(無料)
  • 「桜まつり」期間中は、駐車代¥1,000が徴収されます。
アクセス

中央道富士吉田西桂スマートICから約4km(約10分)

東富士五湖道富士吉田ICから約5km(約12分)

 
  • 2019年1月5日
  • 掲載する内容は正確性を心がけておりますが、現地の事情や状況の変化により当てはまらない場合もございます。 お出掛け前に、現地にご確認くださいませ。
 

周辺観光施設への
アクセス時間

  • 所要時間は、道路状況等により変更になることがございます。
    おおよその目安としてご参考になさってください。
 
 
 
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