世界中から集められた貴重な宝石、2,000点以上を展示する宝石専門の博物館「山梨宝石博物館」

山梨宝石博物館


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山梨宝石博物館
  • 世界中から集められた貴重な宝石、2,000点以上を展示する宝石専門の博物館

宝飾品出荷額、国内シェアの3分の1(約259億円)を誇る山梨県に作られた、宝石専門の博物館
世界中から集められた貴重な宝石、2,000点以上を展示しています。
なかには、国内最大級1.8mの高さを誇る巨大水晶や、146カラットのアクアマリンなど、普段宝石店でも見ることのできない貴重な宝石も数多く展示しています。
併設のミュージアムショップでは、天然石から高級ジュエリーまで幅広い商品が揃い、専門知識豊富なスタッフに相談しながらお買い物できます。

現地レポート

入場して、右側が博物館となります。
左側は売店となっており、博物館に入場しなくても気軽にお買い物できます。

山梨宝石博物館 博物館受付

展示室の様子。
ズラッと並ぶ宝石ケース。
その多さに、驚かされます。

山梨宝石博物館 展示室

中国で作られ、宝石をあしらった屏風。
繊細な装飾が施されています。

山梨宝石博物館 石象嵌屏風

こちらは、一回り大きな宝石が並ぶケース。
トルマリンは赤、水色、緑の3色が揃い、
赤色のルベライトは30.4カラット、透明感が美しいブルーは29.0カラット、鮮やかなグリーンは20.9カラット。
どれも大きなサイズです。
更に驚きのサイズで展示されているのは、146.6カラットのアクアマリン。
こんな大きなアクアマリンには、もう一生お目にかかれないかと、じ~っくり時間をかけて鑑賞してしまいました。

山梨宝石博物館 146カラットのアクアマリン

こちらにも、大変興味を引く宝石が並んでいます。
希少性の高い「キャッツアイ」は、様々な色が展示され、それぞれ猫の目のような一筋の模様が鋭く光ります。
また、ひときわ大きな「スタールビー」は901カラットもあり、こちらも滅多に見られないほどの大きさです。

山梨宝石博物館 キャッツアイ スタールビー

セプター・クォーツ

白い水晶に紫水晶が覆いかぶさるようにして成長しています。
その形が君主が持つ杖である王笏(セプター)に似ている事からセプター・クォーツと呼ばれているそうです。

山梨宝石博物館 セプター・クォーツ

カルサイト

こちらは、花のような形をしたカルサイト。
ブーケのようで、かわいらしいですね。
衝撃に弱い宝石なので、この状態で残っているなんてスゴイですね。

山梨宝石博物館 カルサイト

展示室の中央には、超巨大な水晶。
その大きさに驚かされます。

山梨宝石博物館 水晶

ボウリングボールに少し満たない程の緑の丸球は、孔雀石(マラカイト)。
このサイズの丸球を作るため、もとになる鉱石は相当大きなものだったことが伺えます。
その隣りには、白い丸玉のアマゾナイト。
隣りのケースには、負けず劣らず大きな水晶玉も展示されています。

山梨宝石博物館 孔雀石

両錐水晶

水晶は片側が尖っている事が多いのですが、ここには両側が尖っている両錐水晶も展示されています。
生育途中に母岩から脱落し、その後も成長を続け、1921(大正10)年に山梨県北杜市で発見されたそうです。
その大きさは高さ51cm、重さ7.5kgと、これまた稀に見る巨大な両錐水晶です。

山梨宝石博物館 両錐水晶

鉱物の硬さを図る尺度「モース硬度」や宝石の構造と光の性質との関係によって生まれる「光の特殊効果」、宝石の美しさを最大限に引き出す「カットの種類」などが紹介され、大変参考になる展示コーナーです。
これらを理解してから展示物を見て周ると、より楽しく鑑賞できます。
また、覚えておくと宝石を購入するときにも、役立ちそうですね。

山梨宝石博物館 展示物

有名ダイヤモンドの原寸模型

展示の一角には、世界を魅了するダイヤモンドの模型も展示されています。
その美しいダイヤモンドの数々は、歴史上の権力者に受け継がれてきましたが、独占したいが為に呪いをかけられた「オルロフ」など数奇な運命をたどっている宝石もあるようです。
それぞれのダイヤモンドに関心が湧いてくるコーナーです。

山梨宝石博物館 有名ダイヤモンドの原寸模型

こちらは鋳造工程や彫刻工程、装身具の製作工程を紹介するコーナー。

山梨宝石博物館 工程を紹介するコーナー

制作途中の作品や道具、アクセサリーや印材、裏掘り彫刻なども展示されています。
目をこらして見つめなければ確認できないほど、1つ1つの線が細い繊細な彫刻が施されているものもあります。
日本は、宝石の技術が進んでいる国といわれるのも頷けます。

山梨宝石博物館 制作途中の作品

日本産鉱物

日本各地で採掘される鉱物が、紹介されています。

山梨宝石博物館 日本産鉱物地図

超超超巨大な白水晶

展示室奥には、存在感のある超超超巨大な白水晶。
その輝きは、遠くからでも眩しいくらいの光を放ち存在感を示しています。
近づいてみると、その巨大さに圧倒されます。
高さは平均的な大人の身長より高い180㎝、重さは1,270㎏。
ブラジルで採掘されたものです。

山梨宝石博物館 白水晶

宅間正一氏の作品

伝統工芸だった山梨の水晶彫刻を芸術の域にまで高めた名工・宅間正一氏の作品も展示されています。
1つ1つ素材の良さを生かした作品は、こんなに薄く削って割れないの?と疑問に思ってしまうくらい精巧な造りとなっています。

山梨宝石博物館 宅間正一の作品

エルヴィン・ポーリー氏の作品

現代カメオ彫刻の最高峰エルヴィン・ポーリー氏の作品も展示されています。
完璧なまでに美しい女性の横顔と素材の模様を生かした髪の流れは見事です。
その隣には、水晶の胸像。
水晶に宝石をまとわせるなんて、洒落てますね。
エルヴィン・ポーリー氏の作品は売店でも購入出来ます。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

山梨宝石博物館 エルヴィン・ポーリーの作品

ムーンシュタイナー親子の作品

「マイスター」を超える最高峰の称号「クンストラー」を与えらたドイツの宝石彫刻家ベルンド・ムーンシュタイナー氏(父)と後継者のトム氏。
世界中に数多くのファンがいる彼らの作品も展示されています。
彼らが注目される理由は、その超絶したカット技術。
通常ならば、なるべく重さを残すようにカットする宝石の表面を、大胆にもまっ平にし、裏からえぐるように掘る作品は、宝石業界に衝撃をもたらしました。

山梨宝石博物館 ムーンシュタイナーの作品

この宝石は裏側から丸が3つだけ掘られているはずなのに、いくつもの丸が重なって見えます。
光の魔術師と呼ばれる彼らだからこそ作れる作品で、宝石の魅力を何倍にも引き出してくれています。
この宝石の裏側、どんな風になっているか気になりますよね。
ちゃんと裏側も覗けるように展示されているので、現地で確認してみてくださいね。
また、ムーンシュタイナー氏の作品も売店にあるので、要チェック!

山梨宝石博物館 ムーンシュタイナー

他にも、職人技が際立つ作品の数々が展示されています。

山梨宝石博物館

遠くから"博物館らしい素敵な油絵だなぁ~"と眺めていた絵画に近づいてみて、ビックリ!!
宝石で作られた作品でした。
宝石の輝きが、自然な色合いを作り出しています。

山梨宝石博物館 宝石絵画

売店

併設のミュージアムショップには、宝石に関する幅広い商品が揃っています。

山梨宝石博物館 売店

お守りとして愛用され、手軽に購入できる天然石から

山梨宝石博物館 天然石

ちょっとした高級車が購入できるほどの水晶や高級ジュエリーまで、充実のラインナップです。
また、専門知識豊富なスタッフに相談しながらお買い物できるので宝石の知識が無くても安心です。
売店は、博物館に入場しなくても利用することが出来ます。

山梨宝石博物館 水晶

ロッカー

荷物が多い方に便利なロッカーも備え付けられています。

山梨宝石博物館 ロッカー

「山梨宝石博物館」には、普段馴染みのあるパワーストーンから、色の変化が楽しめる「アレキサンドライト」など高価な宝石まで、まだまだ多くの宝石が展示されています。
宝石店でも滅多にお目にかかれない貴重な宝石も数多く展示され、じっくりと半日かけて見学する人もいるほどです。

余りの多さに紹介しきれないので、ここからは身近に感じる誕生石に絞って、展示物をご紹介。

山梨宝石博物館 展示室

1月 ガーネット

1月の誕生石ガーネットは、バラのような色合いの「ロードライト・ガーネット」や深みのある赤色の「アルマンディン・ガーネット」、鮮やかなオレンジが目を引く「スペサルティン・ガーネット」、希少価値が高いグリーンの「グロッシュラー・ガーネット」などが展示されています。
様々な色が一堂に会しているので、比較しながら観賞できます。

山梨宝石博物館 ガーネット

2月 アメシスト

2月の誕生石アメシストは、美しいジュエリーからカルサイトと結合した標本、1.5mはあろうかという晶洞まで幅広く展示されています。

山梨宝石博物館 アメシスト

3月 アクアマリン/サンゴ

爽やかで透明感のある水色のアクアマリンが並んでいますが、その中でも濃い輝きを放つ指輪には、特に目を奪われます。

もう1つの誕生石サンゴも展示されています。

山梨宝石博物館 アクアマリン

4月 ダイヤモンド

ダイヤモンドが2重にズラッと並ぶネックレスは、ひときわまばゆい輝きを放ち、私たちを魅了します。

山梨宝石博物館 ダイヤモンド

5月 エメラルド/ヒスイ

普段目にする緑のものとは違い、透明感ある輝きを放つエメラルドも展示されています。
実は、エメラルドとアクアマリンはベリルという同じ鉱物からできています。
それに混ざる不純物によってグリーンのエメラルドになったり、水色のアクアマリンになったりするそうです。

もう1つの誕生石ヒスイも展示されています。

山梨宝石博物館 エメラルド

6月 パール/ムーンストーン

6月の誕生石パールは、冠婚葬祭などで私もよく身に着けますが、硬度が低く酸(汗など)に弱いので、ケアがとても大切な宝石なんだそうです。
今まで使い終わるとそのまま片づけていましたが、汚れを拭き取ってから収納した方が長持ちするとのこと。
大事な宝石の役立つ情報をゲットし、得した気分です。

もう1つの誕生石ムーンストーンも展示されています。

山梨宝石博物館 ムーンストーン

7月 ルビー

濃淡なワイン色のものから透明感ある輝きを放つものまで、様々な色合いのルビーが展示されています。
実は、ルビーはサファイアと同じコランダムと呼ぶ鉱物からできているそうです。
それに混ざる不純物によって色が変わり、赤色のものはルビー、その他の色のものがサファイアと呼ばれるそうです。
宝石って、本当に奥が深いですね。

山梨宝石博物館 ルビー

8月 ペリドット

様々な輝きを放つペリドットが展示されていますが、中でも大粒で深みのある緑のペリドットは存在感があります。

山梨宝石博物館 ペリドット

9月 サファイア

透明感のある薄い色から濃厚なものまで、様々な色合いのサファイアが展示されています。
中でも、女王のように中央で気品ある輝きを放つ指輪に、目を奪われます。

山梨宝石博物館 サファイア

10月 トルマリン/オパール

10月の誕生石トルマリンは、爽やかな水色で希少性の高い「パライバ・トルマリン」や赤色に発色する「ルベライト」など様々な種類が展示されています。
中でも特に目を引くのが、「ウォーターメロン・トルマリン」の鉱石。
その名の通り、まさにスイカの緑と赤のバイカラーとなっており、本物に負けないくらいの大きさです。

もう1つの誕生石オパールも、ポピュラーな「ホワイト・オパール」から炎のような「ファイア・オパール」、「アイアン・オパール」など幅広く展示されています。

山梨宝石博物館 トルマリン

11月 トパーズ

11月の誕生石トパーズは、黄色や黄金色の「OHタイプ」と透き通るような輝きを放つ「Fタイプ」が展示されています。
トパーズは成分中のフッ素とヒドロキシ基のどちらが優勢かによって、「OHタイプ」と「Fタイプ」に分類されるそうです。
展示品の中でも、「OHタイプ」の大粒リングは、赤みがかったワインのような輝きを放ち、私たちを魅了します。

山梨宝石博物館 トパーズ

12月 トルコ石/ラピス・ラズリ

12月の誕生石トルコ石は、淡い空色一色のものから蜘蛛の巣のような網目の模様が入ったものまで幅広く展示されています。
中でも、深緑の大粒リングに目を奪われます。

もう1つの誕生石ラピス・ラズリのジュエリーや大変大きな鉱石も展示されています。

山梨宝石博物館 トルコ石

パワーストーンが流行している最近では、宝石がより身近なものとなっています。
私もパワーストーンを購入することがありますが、効果について調べるぐらいで殆どの知識がありませんでした。
「山梨宝石博物館」には大変多くの宝石が展示されているので、それぞれの宝石の産出地や硬度、どのような鉱物からできているかなど色々な比較をしながら鑑賞することが出来ます。
宝石の取り扱いや購入するときの参考にもなるので、ぜひ訪れて頂きたい博物館です。

山梨宝石博物館 展示室
 
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713
TEL 0555-73-3246
お休み 水曜日(祝日は除く)
  • GW期間中、7・8月は無休
営業時間
通常期 9:00~17:30
11~2月 9:30~17:00
駐車場 40台 無料
アクセス

中央道河口湖ICから約3.5㎞(約10分)

東富士五湖道富士吉田ICから約4㎞(約10分)

中央道一宮御坂ICから約23㎞(約30分)

富士急行河口湖駅1番乗り場より
「河口湖周遊レトロバス」乗車
「山梨宝石博物館・河口湖」下車
(河口湖自然生活館行き 約13分)

料金 大人 ¥600 小中学生 ¥300
 
  • 2019年1月10日
  • 掲載する内容は正確性を心がけておりますが、現地の事情や状況の変化により当てはまらない場合もございます。 お出掛け前に、現地にご確認くださいませ。

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アクセス時間

  • 所要時間は、道路状況等により変更になることがございます。
    おおよその目安としてご参考になさってください。
 
 
 
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