色とりどりの花や様々なフクロウたちと触れ合えるテーマパーク「富士花鳥園」

富士花鳥園

2020.6.8 2018.6.1
富士花鳥園

ご案内

色とりどりの花や様々な鳥たちと触れ合えるテーマパーク

富士花鳥園は、色とりどりの花や様々な鳥たちと触れ合えるテーマパークです。
夏涼しく冬暖かい全天候型の大温室内には、ベゴニア1,200株、フクシア約200品種など色とりどりの花々が咲き乱れ、日常を忘れられる空間が広がっています。

富士花鳥園のもう1つの魅力は、様々な鳥たちとの触れ合い体験です。
世界各地に生息する約30種・100羽のフクロウが飼育され、間近にご覧いただけます。
また、ケージに入って鳥を観察したり、インコやペンギンたちに餌づけ体験をすることもできます。

活発な鳥たちの姿が見れる「バードショー」は必見!

富士花鳥園の目玉イベントは、目の前で繰り広げられる猛禽類の「バードショー」。
芸達者なフクロウやタカが頭上スレスレに接近し、迫力満点のの飛行ショーを披露してくれます。
ショーの後にはフクロウを撫でたり、一緒に写真撮影もできます。

現地レポート

「現地レポート」は2020年6月上旬訪問時の情報です。最新情報は公式HPをご確認ください。

「富士花鳥園」の看板案内図

富士花鳥園 看板案内図

チケット売り場にフクロウの置物?
と思っていたら、本物のフクロウでした。
入ってすぐに、看板鳥スピックス・コノハズクのポッキー君がお出迎えしてくれます。
お行儀よくジ~ッと動かずにいるので、気付かない人も多いのだとか。
20㎝にも満たない可愛らしいサイズですが、2011年11月11日生まれのれっきとした大人フクロウです。

富士花鳥園 スピックス・コノハズクのポッキー君

長屋門に入ってすぐに、かわいらしいフクロウのグッズが多数並んでいます。

富士花鳥園 フクロウのグッズ

売店

売店では、富士花鳥園でしか手に入らないオリジナルグッズもいっぱい販売されています。
思わず手に取りたくなる素敵なアイテムばかりですが、まずは見学。
帰りに、じっくり選びましょう。

富士花鳥園 売店

長屋門を通り抜けると…

富士花鳥園 長屋門

目の前に広がる光景は、カラフルなベゴニアのピラミッド!

ベゴニア富士山

天井近くまで、ベゴニアが積み上げられています。
圧巻の光景に感激し、ここだけで何十枚もの写真を撮ってしまいました。

富士花鳥園 ベゴニア富士山

ここに並べられているベゴニアは、富士花鳥園で交配されたオリジナルの新花だそうです。
イギリスやアメリカの最新花を元に、1990年代より選別された優秀な株の交配を繰り返して育成してきたそうです。

富士花鳥園 ベゴニア

大きなものだと、直径が30㎝にも達っします。
通常なら重たさで花が下を向いてしまうのですが、長年積み重ねた研究によって、真正面をしっかりと向く固い茎をもった大輪のベゴニアを育てることができたそうです。

富士花鳥園 直径が30㎝のベゴニア

温室の壁一面にも、ベゴニアがズラッと並び、鮮やか。

富士花鳥園 温室の壁一面に並ぶベゴニア

天井からは、フクシアが幾重にも重なって垂れ下がっています。

富士花鳥園 フクシア

中には、天井から床に届きそうな、3m近い長さのものもあります。

富士花鳥園 3m近い長さのフクシア

フクシアと一言でいっても、一鉢ごとに色や形が異なります。
バラのように何重もの花びらが重なっているものや…

富士花鳥園 バラのように何重もの花びらが重なっているフクシア

手裏剣のような形をしているもの…

富士花鳥園 手裏剣のような形をしているフクシア

ほおずきのように真ん中がふくらんでいるものもあります。

富士花鳥園では、アメリカやイギリス、ドイツ、オランダなどから最新のフクシア約300品種を取り揃え、その内の200品種が展示されています。
これだけたくさんの種類のフクシアを一度に見られるのは国内でも珍しく、ここだけなんだそうです。
大変見応えがありますね。

富士花鳥園 ほおずきのように真ん中がふくらんでいるフクシア
加茂セレクション

5月~6月末にかけては、「加茂セレクション」が富士花鳥園でもご覧いただけます。
「加茂セレクション」は、富士花鳥園の姉妹園「加茂荘花鳥園」で1992年より改良を重ねて育種したオリジナルのアジサイです。
見頃を迎えると、「お花の生産場」通路が満開のアジサイ回廊となります。

富士花鳥園 加茂セレクション
お花の生産場

「お花の生産場」はその名の通り、花の栽培現場です。
富士花鳥園の園内に飾られている全ての花は、ここで栽培しています。
見学ルートの途中で、その様子をご覧いただくことができます。

富士花鳥園 お花の生産場
お花の販売

ここで栽培された球根ベゴニアやフクシア、「加茂セレクション」などの苗を購入することもできます。
ご自宅を花鳥園のように飾ってみては、いかがでしょうか?

富士花鳥園 お花の販売
ふくろう展示室

富士花鳥園では、約30種、100羽のフクロウが飼育されています。

フクロウたちもしっかり、ソーシャルディスタンス?

富士花鳥園 ふくろう展示室
アフリカオオコノハズクのトトロちゃん

トトロにそっくりなふっくらしたフォルムと色合い、その名もトトロちゃん。
納得の命名です。

富士花鳥園 アフリカオオコノハズクのトトロちゃん

富士花鳥園には、個性的なフクロウがたくさんいるので、他にもそっくりキャラクターがいるはず?!
ということで、突然ですが、
「1人で勝手にキャラあてごっご」を開催しちゃいました。

アフリカオオコノハズクのポンちゃん

鋭い眼光と立派な白髭。
ナウシカのユパ様?

富士花鳥園 アフリカオオコノハズクのポンちゃん

振り返り際の微笑みが上品。
フクロウ界の見返り美人。

富士花鳥園 フクロウ界の見返り美人
アナホリフクロウのモエちゃん

クリッとした目が愛らしい
ミニオンズのボブ?

富士花鳥園 アナホリフクロウのモエちゃん
マレーウオミミズクのキャア君

目頭に寄ってます。
スターウォーズのヨーダ?

富士花鳥園 マレーウオミミズクのキャア君
アオバズクのナツハちゃん

黒の中から鋭く光る眼…
銀河鉄道999の車掌さん?

富士花鳥園 アオバズクのナツハちゃん
シロフクロウのノゾミ君

白のフサフサ…
ネバーエンディングストーリーのファルコン?

以上、独断と偏見で1人で勝手にキャラあてごっごをしてしまいましたが、異論は一切受け付けておりません。
似てるかどうかは、ぜひ現地でお確かめください。

富士花鳥園 シロフクロウのノゾミ君
ペンギンプール

富士花鳥園には、ケープペンギンのプールもあり、泳いだり、ジ~ッと佇んだり、思い思いに過ごすペンギンたちの日常を間近に観察できます。

富士花鳥園 ペンギンプール

ここでは、ペンギンの餌付けも体験できます。
どアップの距離でペンギンと触れ合えるまたとないチャンスですが、餌の数には限りがございます。
興味のある方はお早めに。

餌をもった人がプールに近づくと、テンションの上がったペンギンたちが勢いよく近寄ってきてくれますよ。

富士花鳥園 ペンギンの餌付け体験

餌をもらって、上機嫌のしずく君。

富士花鳥園 餌をもらって、上機嫌のしずく君

しずく君は1年3か月のまだ幼いペンギンです。
人懐っこく、色々な人の所に近づいていきます。
そんな愛嬌たっぷりの姿に、見ている人はメロメロ…

しずく君の毛はまだ淡い色ですが、ケープペンギンは成長するとハッキリとした白色のラインが表れるそうです。

富士花鳥園 ケープペンギンのしずく君

白色ラインがしっかりと表れている、大人なルカ君です。
ルカ君は飼育員さんへの愛情が強すぎて、「天才!志村どうぶつ園」にもVTR出演を果たしたペンギンです。

富士花鳥園 ケープペンギンのルカ君

飼育員さんの頭に覆いかぶさって、必死にスリスリしているルカ君。
ルカ君は、お気に入りの飼育員さんへの愛情表現が容赦ないんです…

富士花鳥園 飼育員さん大好きなルカ君

プールに戻されると、
"飼育員さんの所に行くから陸にあげて、あげて"と何度も壁に激突し、猛アピールしてきます。
ルカ君の思いが、半端なくてすごい…
この恋の行方、温かく見守りたくなってしまいます。

富士花鳥園  ケープペンギンのルカ君
インコのコーナー

ペンギンプールの近くで、一際賑やかな一角は、インコのコーナーです。

「あ~ちゃん、あ~ちゃん」と話しかけてくるのは、アオボウシインコのあーちゃん。
もう50年以上も生きている富士花鳥園の最年長インコです。
あーちゃんは年の功もあり、おしゃべり上手。

富士花鳥園 アオボウシインコのあーちゃん

そんなあーちゃんの掛け声に反応して、後ろからやまびこのように「あ~ちゃん」と返すのは、ミコちゃん。
どうやらミコちゃんは、あーちゃんの1番弟子のようです。
「ミコちゃん」と鳴くときもあるそうですが、この日は自分の名前も忘れて、あーちゃんのものまねごっこ。

富士花鳥園 ミコちゃん

その脇で、「こんにちは」と挨拶するのは、ヨウムのよーちゃん。

富士花鳥園には、おしゃべり好きな鳥たちが大勢います。

富士花鳥園 ヨウムのよーちゃん
ロリキートランディング

鳥たちが自由に飛び回るゲージに入り、直接触れ合えるコーナーもあります。

富士花鳥園 ロリキートランディング

ここの鳥たちは人懐っこく、自分から人間の腕や頭にとまってくれますが、ゲージ前で売られている餌を持って入ると、その効果は絶大です。

富士花鳥園 餌

好奇心旺盛で、積極的に人に近寄ってきてくれるのは、コガネメキシコインコたち。

富士花鳥園 コガネメキシコインコ

ヒョコヒョコと人間についてくるのは、キンケイの雌。
茶系の落ち着いた色をしています。

富士花鳥園 キンケイの雌

それに比べてキンケイの雄は、赤や青、黄色のド派手な色彩。
別の種類なんじゃないかと疑うほど、キンケイは雄と雌でこんなに見た目が変わります。

富士花鳥園 キンケイの雄

こちらのゴシキセイガイインコは、お食事中。
餌をもらう手前インコを、羨ましそうに見つめる後方インコ。

富士花鳥園 ゴシキセイガイインコ

熱い視線を感じた手前インコが振り向くと、後方インコは知らないふりをしてごまかします。

富士花鳥園 ゴシキセイガイインコ

でも本当は、とっても欲しいんだけど…
という思いが滲み出てしまっている後方インコでした。

後方インコにも、後でしっかりと餌をあげておきました。

富士花鳥園 ゴシキセイガイインコ
フラミンゴ

富士花鳥園では現在、ヨーロッパフラミンゴの赤ちゃんが続々と誕生しています。

富士花鳥園 ヨーロッパフラミンゴ

1か月半のちびっ子フラミンゴはお母さんを真似て、毛づくろいの練習中。

富士花鳥園 ちびっ子フラミンゴの毛づくろい

生まれて1週間の赤ちゃんフラミンゴもいます。
殆どの時間をお母さんの後ろに隠れて過ごしているので、なかなか見ることができませんでしたが、お母さんが起き上がった瞬間に、急いで撮影。
粘った甲斐がありました。
プニッとしていて、かわいい~

富士花鳥園 赤ちゃんフラミンゴ
エミューの幼稚園

エミューのちびっ子たちも、かわいくて見逃せません!
富士花鳥園では今年1月から3月にかけてエミューの赤ちゃんが5羽誕生し、順調に成長しています。
最初は大人の手の平の上に乗るぐらいの大きさ(320g)でしたが、2~4か月で、もうこんな大きさに!
エミューは成長が早く、約9カ月で成鳥になるそうです。

富士花鳥園 エミューの幼稚園

エミューのヒナは、好奇心旺盛。
人間が近づくと、一斉に猛ダッシュで駆け寄ってきます。

そして、なぜか靴がお気に入り…

富士花鳥園 エミューのヒナ

エミューの子供時代特有のうり坊柄(背中のしましま模様)が見られる期間も、あと少しだけ…
限られた期間しか、この柄のエミューを見ることができないそうです。

富士花鳥園 うり坊柄のエミュー

鳥以外にも、ずんぐり体形のモルモットや

富士花鳥園 モルモット

睡眠大好きなねずみたち…

富士花鳥園 ねずみ

幼稚園児のカモたちや

富士花鳥園 幼稚園児のカモ

モフモフの毛をしたうさぎなど
富士花鳥園には可愛らしい動物がいっぱいいます。

富士花鳥園 うさぎ
花の下のレストラン

富士花鳥園でのお食事は、温室の満開の花の下で楽しめます。
ここでは、B-1グランプリで2連覇を果たしたご当地グルメ「富士宮やきそば」や、朝霧牛乳を使用したソフトクリームなどが味わえます。

富士花鳥園 花の下のレストラン

私のお気に入りは、チョコミントサンデー。
ふくろうクッキーと、花鳥園で大事に育てられた自家製ミントが添えられています。
これからの季節にピッタリな爽やかな味わいです。

富士花鳥園 チョコミントサンデー
バードショー

富士花鳥園でぜったいに見逃してほしくないのが、1日に数回行われているバードショー。
屋内ショーは、レストランの隣りにある広場で行われます。

富士花鳥園 バードショー会場

1日のうち約5%の時間しか活動しないといわれているフクロウ。
ショーでは、そんなフクロウも大活躍。
ベンガルワシミミズクのラン君は、大きな体を左右にヨッサヨッサ揺らして二足歩行したかと思えば…

富士花鳥園 バードショー

三角コーンをジグザクに進んだり…

富士花鳥園 ベンガルワシミミズクのラン君

スケボーに乗ったり…

手前のヒモは、お気になさらずに…

富士花鳥園 ベンガルワシミミズクのラン君

細い橋も楽々渡ります。

普段は置物と間違われがちなフクロウも、ここでは大活躍。

富士花鳥園 ベンガルワシミミズクのラン君

ハリスホークのもんじゅ君も、負けてません。
縦横無尽、迫力満点に頭上スレスレを飛行します。

富士花鳥園 ハリスホークのもんじゅ君

クロワシミミズクのゴンくんは、表情が必死過ぎ…
こんな表情されたら、応援にも力が入っちゃいますよね。

富士花鳥園 クロワシミミズクのゴンくん

バードショーの後は、記念撮影タイム。
有料ですが、フクロウを手や肩に乗せて一緒に、記念撮影できます。
これまでにないほど、フクロウに接近できるチャンスです。

富士花鳥園 記念撮影タイム

富士花鳥園の敷地は意外と広く、屋外展示スペースもあります。
森の小路を通り抜けた先には、エミュー牧場や水鳥の池、クリンソウ畑などがあるので、こちらも忘れずに見学してくださいね。

富士花鳥園 屋外展示
エミュー牧場

エミューは、成鳥になると1.6~2mにもなる大きな鳥です。
また、時速40kmで走ることもできる機敏な鳥。
そんなエミューがいる牧場に一歩足を踏み入れると、ダッ、ダッ、ダッダッダッ!!
と、猛ダッシュで駆け寄ってきます。
特に危害を加えられる訳ではありませんが、あまりの迫力に、思わず後ずさりしてしまいました。
とっても、人懐っこいだけなんですけど…

富士花鳥園 エミュー牧場
水鳥の池

サッカー場以上の広さがありそうな水鳥の池では、カモやコクチョウが悠々と泳いています。

富士花鳥園 水鳥の池
クリンソウ

5月上旬から6月下旬にかけて、富士花鳥園ではクリンソウが開花します。
約500坪の敷地に約5万株植えられており、5月下旬~6月にかけて一番の見頃を迎えるそうです。

富士花鳥園 クリンソウ

ピンクや白、紫など色鮮やかに咲き乱れ、来園者の目を楽しませてくれます。

富士花鳥園 クリンソウ

富士花鳥園は、花と動物たちが癒しをくれる楽園です。
来園前は鳥に関心のなかった私ですが、ここで人懐っこい鳥たちに直接触れ合ううちに、その可愛さに気付き自然と笑顔になっていました。
また、園内を彩る満開の花々は、日常を忘れさせ、お出掛け気分をより一層盛り上げてくれます。
花と動物たちに魅了され、帰る頃には
「次は年間パスポートを購入しよう!」
と思えるほど、充実した時間を過ごせました。

富士花鳥園は温室内での見学の為、天候を気にせずにお出掛け頂けます。
これからの梅雨の季節にも、お勧めの観光スポットです。

富士花鳥園

基本情報

住所 富士宮市根原480-1
TEL 0544-52-0880
お休み 営業カレンダーをご確認ください。
営業時間
4/1~11/30 9:00~17:00(入園受付締切16:30)
12/1~3/31 9:00~16:00(入園受付締切15:30)
料金
中学生以上 ¥1,400
小学生 ¥700
駐車場 乗用車185台 大型バス12台 無料
アクセス

新東名新富士ICから約28.5km(約45分)

中央自動車道河口湖ICから約24km(約45分)

JR新富士駅から富士急行バスで「富士山駅」行き乗車「富士丘入り口」または「道の駅朝霧高原」下車(約1時間5分)+徒歩約10分

サイト ホームページ Instagram Youtube
  • 掲載する内容は正確性を心がけておりますが、現地の事情や状況の変化により変更する場合もございます。
    お出掛け前に、現地にご確認ください。

地図

関連情報

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アクセス時間

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  • 所要時間は、道路状況等により変更になることがございます。おおよその目安としてご参考になさってください。
 
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